一般社団法人日本健康心理学会
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一般社団法人日本健康心理学会
設立年 1988年
会員数 1,458名(2021年12月18日現在)
代表者名 田中共子
【機関誌】現:Journal of Health Psychology Research 29巻(2016)から
(J-STAGE)https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jhpr/list/-char/ja
旧:健康心理学研究(The Japanese Journal of Health Psychology)
1巻(1988)から28巻(2015)
(J-STAGE)https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jahp/1/0/_contents/-char/ja
【広報誌】ヘルス・サイコロジスト(2012年7月No.58より オンラインで一般公開)
https://kenkoshinri.jp/health/health1.html
メールマガジン(2012年第1号よりオンラインで一般公開)
https://kenkoshinri.jp/health/health1.html
【年次大会発表論文集】
日本健康心理学会大会発表論文集(2017年第30回大会よりオンラインで一般公開)
(J-STAGE)https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jahpp/32/0/_contents/-char/ja
健康心理学は健康の維持と増進、疾病の予防と治療などについての原因と対策の心理学的な究明、またヘルスケアシステムと健康政策の構築に心理学から貢献する学問です。
日本健康心理学会は、本明寛初代理事長(早稲田大学名誉教授)のもとに、1988年に設立され、会員は心理学を中心に、保健医療、教育、福祉、産業領域における隣接学問の研究者・実践者からなります。心理学界ではいち早く一般社団法人化(2010年)し、学会組織の基盤整備を図りました。2017年には創立三十周年を迎えました。現在は学会員の研究成果を内外に強力に発信すべく、様々な企画を実施しています。
研究活動としては、学会機関誌の発行、年次大会の発表論文集の作成を行って、成果を公表しています。優れた学会誌掲載論文に対して本明記念賞を授与し、一般及び若手の優秀な学会発表の顕彰も行っています。研究部会の登録制度および「国際学術雑誌」投稿支援制度を持ち、会員の研究活動を支援しています。
国際活動としては、海外の健康心理学の組織と連携を図り、特にAsian Society of Health Psychologyの成立と運営に尽力してきました。2016年にはそのpresidentの野口京子先生(文化学園大学名誉教授)を大会長として、6th Asian Congress of Health Psychology(ACHP)を日本で開催しました。またアーリーキャリアヘルスサイコロジスト賞を設け、若手研究者の国際学会での発表を支援しています。
実践活動の面では、医療・福祉・教育分野における専門的資格として、「健康心理士」の資格認定を行い、健康心理士、専門健康心理士、指導健康心理士を輩出しています。知識や技能、研究力を高める研修会は、2021年11月に第125回目を数えました。
出版活動として、健康心理学事典(2019年、丸善出版)、保健と健康の心理学標準テキスト1〜6(2016年〜2018年、ナカニシヤ出版)、健康心理学基礎シリーズ1〜4(2002年から2003年、実務教育出版)、健康心理学辞典(1997年、実務教育出版)が刊行されています。
会員相互のコミュニケーションのため、ニューズレター、メールマガジン、ホームページなどを会員情報、健康心理学の最前線に関する国内外の情報提供に役立てています。
健康心理学は、心理的な基礎および臨床研究はいうまでもなく、関連領域である医療・看護・保健・公衆衛生・教育・体育・スポーツ・栄養・社会福祉・生命倫理など関連領域との協同研究を進めています。
研究に関連するキーワードとしては、例えば以下が挙げられます。健康観、アトピー、認知行動療法、健康心理アセスメント、糖尿病、論理療法、健康教育、冠動脈疾患、自律訓練法、健康政策、がん、東洋的行法、ストレスコーピング、エイズ、健康心理カウンセリング、ストレス、睡眠、マイクロカウンセリング、ストレスマネジメント、痛み、ヘルスケアシステム、QOL、高血圧、幸福感・喜び・希望、ウェルネス、心身症、ユーモア・笑い、自己効力感、慢性疾患、オプティミズム、ヘルス・ローカス・オブ・コントロール、バーンアウト、リラクセーション、生活習慣、肥満、スポーツ・レクリエーション、喫煙・飲酒、加齢、ターミナルケア、タイプA行動、うつ傾向・不安、ソーシャルサポート、怒り・攻撃性・敵意、食行動・摂食障害、免疫など。
国際化の流れや情報化の進展からも、新たな課題が浮かび上がってきています。関心を共有してくださる方々と一緒に、明日の健康を作り出すための探求を深め、実践の歩みを進めていけることを願っております。
https://kenkoshinri.jp/